奈良、太陽信仰の道

1973年、大和の遺跡や古い神社を撮っていたカメラマン小川光三が、
『知られざる古代太陽の道 大和の原像』を発表した。
その中で、三輪山を中心としたレイラインの存在が紹介されている

 三輪山から多神社を結ぶラインは、ほぼ北緯34度32分の線上になる。この延長上には、墳墓や聖地が多い。このラインを東へ辿ると、長谷寺や伊勢斎宮がある。 三輪山と二上山を結ぶライン、北西に位置する鏡作神社と南東に位置する畝傍山を結ぶラインも有意なものといわれるが、デジタルマップ上では、歪んだ形になっている

 

古墳の方向
 大和には、数多くの古墳がある。その多くは、一見いろいろな方向に法則性なく向いているように見える。だが、古墳の向いている方向にラインを伸ばすと、ほかの古墳から伸びてきたラインと交差し、きれいな三角を描くものがある。右図は、崇神天皇陵と景行天皇陵を結んだもの

 

 

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