Information


●レイライントークサロン vol.9 2019年1月16日
 【「お水送り・お水取り」と不老不死をめぐって
omizu  3月第二週、奈良東大寺二月堂で「お水取り」が行われます。日本中から神仏が集まって、会議を開くといわれるこの日には、「修二会(しゅに え)」と呼ばれる東大寺の僧たちが修行とともに神仏に言祝ぎ、善男善女の健康と繁栄を祈ります。
 その修二会の最後の仕上げともいえるのが「お水取り」という儀式で、二月堂の周りを巨大な松明の火で清め、丘の下にある「若狭井」から汲み 上げた聖水を振る舞います。この聖水は不老長生と繁栄をもたらすありがたい水とされ、多くの参拝者がこれを求めて集まるのです。
 この奈良東大寺二月堂の「お水取り」に先立つこと10日あまり前、若狭神宮寺と遠敷(おにゅう)の聖地で行われる儀式が「お水送り」です。
 「お水送り」は、若狭神宮寺にて執り行われる儀式です。小浜の古刹であり、若狭創生神である若狭彦と若狭姫の二神を祭る神宮寺。この寺自体 が神秘に満ちた神仏習合の寺であり、ここを舞台に行われる「お水送り」は、そのもっとも神秘的な部分の一つといえます。
 「お水送り」当日、神宮寺にある「閼伽井」で汲み上げられた聖水は、東大寺と同様に大松明で清める壮麗な儀式経た後、傍らを流れる遠敷川に 沿って、1.5kmほど上流の鵜の瀬へと運ばれて行きます。この聖水を送る行列は、先頭に大松明を掲げ、それに何百もの松明が続いて、深閑と した漆黒の闇の谷間に、幻想的な光景を描き出していきます。
 そして、鵜の瀬に到着すると、ここで再び大きなかがり火が焚かれて、清められた後、聖水は、おごそかに深い淵へと注がれていきます。この鵜 の瀬から注ぎ込まれた聖水が10日あまりの後に奈良東大寺二月堂の若狭井に達して、ありがたい聖水として汲み上げられるのです。
 若狭と奈良を結ぶこの聖水のルートは火まつりのルートでもあり、さらに錬丹術や修験道にまつわる不老不死伝説も加わって、奈良からさらに南 の熊野へ、そして黒潮に乗って伊豆や安房まで続いていきます。
 今回は、「お水送りとお水取り」というキーワードから、不老不死にまつわるロマンあふれる伝説を紹介します。!
○概要
・日時 : 2019年1月16日(月) 19時~21時 (受付:18時半~)
・場所 :i-adoオフィス / 南青山
・参加費 : 3,000円
・申し込み:https://www.facebook.com/events/302080990433621/
*定員27名(満席になり次第締め切り)


●聖地学講座第157回「スサノオの原郷」
 記紀神話では、高天原で乱暴狼藉をはたらいて根の国へ追放されたスサノオ。ところが他の神話では、スサノオは荒ぶる神どころか、柔和で、多 くの恵みをもたらします。さらには、出雲がスサノオの原郷であるという定説は、詳細に検証していくと怪しくなってくるのです。
https://obtweb.typepad.jp/obt/2019/01/holy157.html


●聖地学講座第156回「夫婦神の起源」
 日本神話が、様々な地方の神話の寄せ集めであることは知られていますが、そのモチーフの多くは、日本だけでなく、中国大陸やポリネシアと共 通しています。日本は、じつは太古から、世界に開け、様々な文化や信仰を受け入れてきたのです。
 日本神話のはじまりを飾るイザナギ・イザナミは、いったいどこから来たのでしょう?
https://obtweb.typepad.jp/obt/2018/12/holy156.html


●聖地学講座第155回「不思議な体験と虫の知らせ?」
 今回は、私が体験したことを中心に書きました。
 311東日本大震災のとき、私は予兆とも呼べるような体験をしました。また、先月は、虫の知らせとも呼べるようなものと奇妙な偶然の重なり を経験しました。
 私は、実証主義者を自認しているので、安易なスピリチュアリズムは信じませんが、それでも、不思議なことが身に起こることはあるのです。
https://obtweb.typepad.jp/obt/2018/12/holy155.html


●聖地学講座第154回「『鹿島神宮』の謎」
kashima
先日の「世界ふしぎ発見!」でもご紹介した鹿島神宮。
一般的には国譲り神話に登場する武甕槌(タケミカヅチ)を祭神とする東国でも最重要とされた神社とされます。
しかし、その歴史をさかのぼっていくと、太古の磐座や太陽信仰から、蝦夷が崇めた狩猟採集の神、さらに出雲の神も習合した東国と大和朝廷 勢力の接点ならではの特徴が見えてきます。
鹿島神宮は、今までも何度も紹介してきましたが、今回はまったく異なる観点から通観してみました。
https://obtweb.typepad.jp/obt/2018/11/holy154.html


●聖地学講座第153回「海と聖地」
sea
来迎神、まれびと、海人族、そして南の島から流れ来た椰子の実。海は、様々なものを運んできました。
人は、海と向かい合うと、その彼方にある世界を想像します。その時、人の心には、未知への憧憬とともに、源郷への微かな郷愁が響いている のかもしれません。
「産土」という言葉がありますが、これは、新たな生命を迎える産屋に敷き詰められた白砂を指したものでした。
海と人を繋ぐ聖地の意味と役割について考察しています。
https://obtweb.typepad.jp/obt/2018/11/holy153.html


●聖地学講座第152回「東京スカイツリーとレイライン」
sky
東京スカイツリーが「鹿島神宮ー富士山ライン」という、関東の基準レイライン上に位置していることは、開業当初から考察していましたが、 今回、あらたにTV番組の取材を機会に調べ直し、興味深い「記号」がいくつも明らかになりました。
前回の天海とも深い関わりを持つように見えるその「記号」を紹介、考察しました。
https://obtweb.typepad.jp/obt/2018/10/holy152.html


●聖地学講座第151回「天海と江戸・東京の風水」
tenkai
江戸・東京は、平安京・京都とはまた違った風水設計に基づいて作られています。その基本構造を確定したのは、家康のブレーンであり、続く 秀忠、家光と徳川三代将軍に仕えた僧、南光坊天海です。
幾度か江戸・東京の風水を取り上げましたが、今回は、とくに天海という人物に焦点を当てて考察しています。
https://obtweb.typepad.jp/obt/2018/10/holy151.html


●"真北と磁北" blog記事
アウトドアでコンパスを使ったことのある人なら、普通のアナログコンパスは磁北を指し示すために、正確な方位を知るために磁気偏角を修正しな ければいけないことは知っているはずです。レイラインハンティングでも、聖地の方位基準は磁北ではなく真北なので、磁気偏角の修正が必要で す。
最近は、スマホに搭載のデジタルコンパスが手軽に使えるようになりましたが、これも、設定を「真北」とにしないと、正確な方位測定ができませ ん。
○" 真北と磁北" 
●"世界ふしぎ発見!" 「東京スカイツリー パワースポット伝説」
 ミステリーハンター坂本三佳さんと一緒に東京スカイツリーに秘められた謎を追った回のバックナンバーレポートです。
東京スカイツリーは、富士山と鹿島神宮を結ぶ関東におけるレイラインの基幹軸上に位置すると同時に、富士山と並ぶ聖山として信仰された日光と 江戸を結ぶ結界ラインの終点近くにも当たります。太古の太陽信仰を伝えるラインと、「黒衣の宰相」と呼ばれて徳川三代将軍のブレーンとして活 躍した南光坊天海が仕掛けた結界。その交点に位置する東京スカイツリーには、どんな意図が秘められているのか? 各地に散りばめられた記号を 追いながら、読み解きました。
○ 世界ふしぎ発見!"公式ページ
●YAHOOライフマガジン
「聖地セミナー」の模様を、コラムニスト&イラストレーターの辛酸なめ子さんとミュージシャンの小宮山雄飛さん のYAHOOライフマガジンの連載でご紹介いただきました。
 http://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/4044


 

Contents

meijijingu

「明治神宮と靖国神社のレイライン」
東京招魂社として建立された靖国神社は、武神の聖地を向き、さらに明治天皇を祀った明治神宮と二至のいち関係を結ぶ陰陽道的 なレイラ イン を描き出している。
**「レイラインハンター日記」**

Read More
shikoku

日本神話に登場する倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトモモソヒメ)は箸墓に葬られているとされるが、讃岐には、大和から逃れてき てこの地 に住 み着いたという伝説が残されている。そして、そこには明確なレイラインがある。
**「四国遍路+レイライン」掲載**

Read More
zentuji

空海が生まれ育った場所として有名な香川県の善通寺は、讃岐の主要な聖地を貫くレイラインの起点となっている。夏至の日の 出と冬至 の日 の入方向を結ぶこのラインの意味するものを明らかにする。
**「四国遍路+レイライン」掲載**

Read More
secred

2012年に配信を開始したメルマガです。月二回配信で、聖地にまつわるトピックや聖地の成り立ちについての考察、聖地取 材の最 新情報などをお届けしてい ます。バックナンバーも購読できます。
**「聖地学講座」メールマガジン**

Read More
shikoku

四国は空海が開いた「四国八十八ヶ所」の巡礼が有名だが、すでに空海が修行を始めるはるか以前から聖地が拓か れていた。古代四国の聖地 を解析し、空海を生み出した聖地性を浮き彫りにする。
**連載中**

Read More
izu

伊豆には、「来宮」「三嶋」「伊豆山」という3つの信仰形態があり、それが密接に関係し、伊豆独特の聖地の雰囲気を生み出 してい る。そ して、「伊豆辺路」と呼ばれる古代の巡礼路が存在する。
**連載中**

Read More
ueda

ヤマトタケル開湯と伝えられる別所温泉は、温泉が湧き出す中心部へ向けて夏至の朝日が導きこまれるように聖地 が配置されている。真田氏 や武田信玄も愛した温泉はまさにパワーチャージの聖地。
**別所温泉観光協会ページ**

Read More
iwaki

2015年から調査に入り、現地の若者たちが中心になって故郷の聖地調査を行う『いわきレイライン調査隊』の FBページ。二至二分など の決定的瞬間を記録した写真やワークショップツアーのレポートを随時掲載中。
**いわきレイライン調査隊**

Read More