2002.12.10 神社

 「聖地」という言葉から日本人がまず最初に連想するのは、「神社」だろう。伊勢神宮や出雲大社のような壮大な規模のものでなくとも、身近にある神社、それこそ鎮守様ほどのものでも、そこにいけば、誰しも、身の引き締まるような気がするはずだ。

 今年は、レイラインハンティングの旅で、数多くの神社を訪ねた。大神宮から鎮守様まで、規模の大小はあっても、いずれの場所も、その土地固有の「地霊」を強く感じさせることに変わりはない。

 地霊とは、個々の土地に噴出する大地の息吹そのものだ。そこにいれば、自然が雄弁に語りかけてくる。神社は、そんな地霊を人が意識できるように翻訳するトランスレイターなのかもしれない。

 今年、ぼくが巡った場所から、どんなメッセージが感じ取れるだろう?

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